2011年12月1日木曜日

文化庁・八丈島ワークショップ

劇団濱座公演が終わった翌日から、八丈島上陸!

2校の4年生・6年生対象の表現ワークショップで3日間八丈島へ参りました。

講師:太宰久夫
助手:叶雄大、下川涼子

大賀郷小学校6年生。
最初緊張した様子でしたが、講師との会話でどんどんほぐれていきました。

1日目の活動は、じゃんけんで声・身体を使うことから始め、視覚・聴覚を使った集中の活動、単語を回してストーリーを作るイメージの共有など。

講師あいさつ

視覚の活動

2日目は、オールイエスで活動への気持ちを高め、2人組で身体を使って形を作る、写真からイメージをふくらませる想像の活動、ティッシュを使ったブレスレッスン、最後に太宰さんによる狂言レッスン。
オール・イエス

2人組で「ハンバーガー」

最後の狂言指導では、子ども達の表情・姿勢がガラリと変わり、これまでより格段に大きな声が出るようになりました。これには先生方も驚いていました!
3学期に学習発表会で劇があり、この体験を活かしたいと言っていただけました。


三根小学校の4年生WS
4年生は元気!それ以上に先生が元気!活動には先生にもたくさん参加してもらいました!

1日目はシェルゲーム、じゃんけん忍者、床の模様から発見など。



床の模様から化石を探してみよう

じゃんけんから活動を発展させる

集中と伝達
2日目は、ウォーキングで空間把握、気持ちと言葉、キャラクターと伝達、見えないボールや縄跳びによるイメージの共有の活動。

先生とのフィードバック
学校で力を入れている島言葉を使ったレッスンや、先生のエキサイティングで活動は大盛り上がり!

2校ともに、楽しいワークショップを実施させていただきました。

11月26日27日劇団濱座公演!

劇団濱座第2回公演
「濱夜人情恋模様(よこはまのよるのこいものがたり)」
無事公演終了いたしました!!



全3回公演で集客242名!
「楽しかった」「次回も観たい」という声が多々寄せられています。

参加者の皆様、関係者の皆様、本当にお疲れ様でした。


当日パンフレット寄稿より/演出:太宰久夫・叶雄大
劇団濱座の稽古場はどんなムード?と尋ねられたら、私たち演出スタッフは・・・とにかく楽しいです。劇団員の皆さん方は真剣ですが、稽古場では良いリラックスムード。笑顔・微笑みが各所にちりばめられています。お芝居創りは当然楽しいです、しかし、劇団員の皆さんとの交流がもっと楽しいから遅くなっても稽古場に伺います。と自信をもってお答えできます。ですから私たち創る側のスタッフもついつい稽古場で楽しみ過ぎて本題から脱線しそうになってしまうこともしばしば。
一般的に古い体質のセミプロやアマチュア劇団の稽古場のムードは、苦しく辛く役者が自分を痛め虐める場がまだまだ多い様ですね。役者はドMだなんて言われるくらい。
劇団濱座のメンバーは先に行われた横浜開港150周年記念行事で行われたドラマ横浜150のキャストやスタッフの面々ですので、基本スタンスがメデタイお祝いムードの元『皆で大好きな横浜で舞台を創って楽しみたい』人たちの集まり。稽古場のムードが辛い訳がありません。
カッコいい言い方をするなら『前向きに生きたい人たちの集団』それがたまたま舞台表現・演劇手法を用いている。ということかもしれません。通常では出会うことのない・異業種人が参集し一つの舞台を創る。ある面これからの地球市民のモデルとなるコミュニティアートの雛形かもしれません。
さて、第二回目の本公演の内容は?舞台のクオリティは?
申し訳ありません。とにかく暫くのお時間お付き合い下さいませ。
ご来場いただきましたお客様方のお力で高めさせて頂きたく存じます。
本日は年末多用中にも関わらず御来場誠にありがとうございます。